現代医療は目覚ましい進化を遂げているにもかかわらず、どこに行っても治らない・・・
そういったケースが多くあります。その一因に医療の細分化があげられます。
　
特定の場所に原因と結果があれば素晴らしい治療ができますが、原因と症状が別の場所にあるような場合は、
なかなか効果の上がる治療ができずに歳のせいやストレスのせいにして片づけられてしまうことがあります。
人間は細分化されたパーツがくっついてできているのではなく、全体が大きく関連しあって形成されています。
だからこそ木を見て森を見ないような治療では、その状態の改善ができなくなってしまうのです。
　
歯には食べ物をかむという機能のほか、実は体のバランスを保つという最も大切な機能があります。
医科と歯科の分離による弊害、歯と全身との関連性の研究の遅れから、その関係性が非常に大きいにもかかわらず、
まだまだ一般的に知られていません。口腔内の不調は全身に大きく影響をおよぼします。
　
当院では藤井式O-リング咬合調整法を基本として、歯と噛み合わせを調整し適切な材料を用いることで
「口の中」のバランスが整い、全身の不調が大きく改善していくことが多いと考えます。
（噛み合わせと全身との関連を考える会パンフレットより一部抜粋）