今回も 日曜日の朝から夕方まで お弁当持ちで
歯科医師会のゼミナールに参加しました。
今回は 兵庫県歯科医師会から 淡路島会場 伊丹会場を
オンラインで結んでの勉強会になりました。
題材は 部分入れ歯と総入れ歯 に分かれており特に
これから先の入れ歯の在り方や材料技法などを中心に
講師を東京から御招きして勉強をさせていただきました。
問題は 入れ歯を作る技工士の平均年齢が50代だということです。
従って 将来的には 厚生労働省が許すならば 海外の技工所を利用するのか
(この場合は使用材料の管理・意思の疎通・各国の法律や日数が問題になります)
コンピューターとロボットを使いCAD/CAM義歯に移行していくのかが大きく問われることになります
外国ではもう研究が本格化していますが 日本は大きく出遅れています。
それは 保険制度の壁があるからです。海外の主要国では国民医療保険がなく自分で加入する保険の
様なものですから 総入れ歯1つで20~100万円位です だから材料や技術に
お金を投資できるのです。 しかしながら わが国では総入れ歯は30,000円代 位です。
これじゃあ 保険で良い入れ歯なんて望めないばかりか
技術 材料共に海外には太刀打ちできない時代に突入しつつあります。